お問い合わせ

  • 予約優先制
  • 各種保険取扱
  • 診療時間

    平日 9:30~13:00 / 15:30~21:00
    土曜・日曜・祝日 9:00~15:00(休憩なし)
    ※各診療時間の【終了1時間前】が最終受付です

  • 休診日

    火曜・土曜午後・日曜午後・祝日午後

ブログ

親知らずは抜くべき?抜かなくてよいケースとの違いを解説

「親知らずがあると言われたけれど、抜いた方がいいの?」
「痛みはないけれど、そのままにして大丈夫?」
「親知らずを抜くと腫れると聞いて不安」

歯科医院で親知らずについて説明を受けた際、このような疑問を持たれる方は少なくありません。

実は、親知らずは必ずしも全て抜かなければならないわけではありません。しかし、状態によっては将来的なトラブルを防ぐために抜歯をおすすめするケースもあります。

この記事では、親知らずを抜くべきケースと抜かなくてもよいケース、その判断基準についてわかりやすく解説します。

 

親知らずとは?

親知らずとは、前から数えて8番目に生えてくる奥歯のことです。

正式には「第三大臼歯」と呼ばれ、一般的には10代後半から20代前半にかけて生えてきます。

しかし現代人は顎が小さくなっている傾向があり、親知らずが正常に生えるスペースが不足していることが少なくありません。

そのため、

  • 横向きに生える
  • 一部だけ見えている
  • 骨の中に埋まったまま

といった状態になることがあります。

 

親知らずは必ず抜かなければならないの?

結論から言うと、親知らずは必ずしも抜歯が必要ではありません。

実際に一生問題なく使える親知らずもあります。大切なのは、「今の状態」と「将来的なリスク」を正しく評価することです。

 

親知らずを抜いた方がよいケース

親知らず周囲が繰り返し腫れる

最も多いケースです。親知らずの周囲は歯ブラシが届きにくく、細菌がたまりやすい場所です。

その結果、

  • 歯ぐきが腫れる
  • 痛みが出る
  • 膿が出る
  • 口が開けにくくなる

などの症状が起こることがあります。これを「智歯周囲炎」と呼びます。

一度だけではなく、何度も繰り返す場合は抜歯を検討することが一般的です。

 

横向きに生えている

横向きの親知らずはトラブルの原因になりやすい状態です。特に多いのが、

  • 手前の歯との間に汚れがたまる
  • 虫歯になる
  • 歯周病になる

といった問題です。さらに怖いのは、手前の大切な奥歯まで虫歯になることです。

親知らずだけでなく、その前の歯まで失うリスクがあるため注意が必要です。

 

虫歯になっている

親知らずは磨きにくいため、虫歯になりやすい歯です。特に、

  • 大きな虫歯
  • 神経まで達した虫歯
  • 清掃困難な位置

の場合は抜歯を選択することが多くなります。

 

手前の歯に悪影響を与えている

親知らずが斜めに生えていると、

  • 歯ぐきを圧迫する
  • 手前の歯を押す
  • 歯周病を悪化させる

ことがあります。手前の歯は今後何十年も使う大切な歯です。その歯を守るために親知らずを抜くことがあります。

 

矯正治療を予定している

矯正治療の計画によっては、親知らずの抜歯を勧められることがあります。

歯並びへの影響や清掃性を考慮して判断されます。

 

親知らずを抜かなくてもよいケース

まっすぐ正常に生えている

上下の親知らずが正常に噛み合い、

  • 虫歯がない
  • 歯周病がない
  • 清掃できている

場合は無理に抜歯する必要はありません。

 

完全に骨の中に埋まっている

レントゲンやCTで確認した結果、

  • 完全埋伏
  • 症状なし
  • 周囲への悪影響なし

であれば経過観察になることもあります。

 

将来的な利用価値がある

まれに、

  • 将来ブリッジの支台
  • 移植治療

などに利用できる場合があります。そのため保存を選択することもあります。

 

親知らずは若いうちに抜いた方がよい?

一般的には、20代前後までの方が抜歯しやすい傾向があります。理由は、

  • 骨が柔らかい
  • 治癒が早い
  • 合併症が少ない

ためです。年齢を重ねると、

  • 骨が硬くなる
  • 抜歯が難しくなる
  • 治癒期間が長くなる

ことがあります。ただし、年齢だけで判断するわけではありません。

症状や状態によって個別に判断します。

 

CT検査が重要な理由

親知らずの抜歯では、見た目だけで判断できないことがあります。特に下の親知らずは、

神経との距離が近いことがあります。そのため当院では必要に応じて歯科用CTを活用しています。

CTでは、

  • 親知らずの向き
  • 根の形
  • 神経との位置関係
  • 骨の状態

を立体的に確認できます。安全な抜歯計画を立てるうえで非常に重要な検査です。

 

総合病院での抜歯が必要になる場合

親知らずの状態によっては、口腔外科専門医による処置が望ましい場合があります。例えば、

  • 深く埋まっている
  • 神経に近い
  • 大きな嚢胞がある
  • 全身疾患がある

などです。当院 東山デンタルクリニックでは、必要に応じて口腔外科への紹介も行っています。

 

こんな症状があれば相談をおすすめします

  • 親知らず周囲が腫れる
  • 奥歯が痛い
  • 口が開けにくい
  • 食べ物が詰まる
  • 口臭が気になる
  • 親知らずが虫歯と言われた
  • 抜くべきか悩んでいる

症状がない場合でも、一度状態を確認しておくと安心です。

 

まとめ

親知らずは必ず抜かなければならない歯ではありません。しかし、

  • 繰り返し腫れる
  • 横向きに生えている
  • 虫歯になっている
  • 手前の歯に悪影響を与えている

といった場合は、抜歯を検討した方がよいケースがあります。一方で、

  • 正常に生えている
  • 問題なく清掃できている
  • 周囲に悪影響がない

場合は、経過観察で問題ないこともあります。大切なのは自己判断せず、レントゲンやCTを用いて正確に診断することです。

親知らずについてお悩みの方、抜歯が必要かどうか知りたい方は、当院 東山デンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。適切な診査・診断のうえで、患者さまに合った治療方針をご提案いたします。

PAGE TOP