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歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしり・食いしばり
について

睡眠中の歯ぎしりは気付きにくいですが、むし歯がないのに歯が痛い、顎が痛いなどの症状の原因かもしれません。当院にお越しいただければ、ご本人に自覚していただきながら治療を行うことで症状の軽減につなげることができます。

こんなお悩みはありませんか?

  • 歯ぎしりがひどく、奥歯が痛い
  • 顎が痛い
  • 噛むと痛い

歯ぎしり・食いしばりの
緩和の必要性

近年はむし歯予防の意識が高まり、甘いものを控えるなど食習慣に気をつける方も増えました。しかし、歯ぎしりや食いしばりが激しいと、予防していてもむし歯や歯周病の危険が付きまといます。また、歯ぎしりや食いしばりがあると歯根破折する可能性が高いことが知られています。
日本人が歯を失うのはむし歯・歯周病に次いで歯根破折が原因の上位にありますから、歯ぎしりや食いしばりがあると歯の健康を維持しにくいのです。

歯ぎしり・食いしばりの
3つのタイプ

  • グラインディング(歯ぎしり)

    ギリギリと歯をこすり合わせる歯ぎしりで、音が出ることが多いため家族や知人の指摘で自覚しやすいタイプです。
    噛む力がかかっている状態で歯をスライドしてこすり合わせるため、歯の摩耗が激しく、対合面が平らになる例もあります。ただし、音が出ないケースもあるので、人から指摘されなくても異常があればご相談ください。

  • クレンチング(食いしばり)

    こすり合わせる動作がない、いわゆる食いしばりや噛みしめと言われるタイプです。音が出ないことから家族も気づきにくいですが、歯が折れたり欠けたりすることもあります。また、顎関節症や知覚過敏、歯周病や肩こりにつながることもあるので、できるだけ早く歯科医院につながることが重要です。

  • タッピング

    上下の歯をカチカチと咬み合わせるタイプで、症例としてはグラインディングやクレンチングより少ないことが知られています。
    大きな力がかかりにくいため、歯や顎にかかるダメージはグラインディングやクレンチングに比べると大きくありません。しかし、むし歯や歯周病、歯の痛みの原因にはなるので気付いたらご相談ください。

歯ぎしり・食いしばりの
治療法

  • ナイトガード

    ナイトガードは、睡眠中に使用するマウスピース状の治療器具です。
    装着して就寝することで、歯ぎしりや食いしばりで発生する力を分散・軽減できるので、歯や顎が受けるダメージを緩和します。また、ナイトガードには歯の位置を改善する作用もあります。
    最初は違和感がありますが、数日の間になれることが多いです。

  • ボトックス治療

    ボトックス治療は、ボツリヌス菌の筋弛緩作用を使って歯ぎしりや食いしばりを弱めることを目的としています。
    1回の治療で4~6ヶ月程度の効果が期待でき、頭痛や肩こりなどの症状が緩和することも多い治療です。

    料金 16,500円~22,000円(税込)
    治療期間 1日
    ※治療後のメンテナンスが必要となるため、数回通院する可能性がある
    治療回数 1回

    治療に関するリスク

    • 注射による投与ですので、注射部位の腫れ・内出血・疼痛などが出る場合がありますが、ほとんどが一時的なものですので、時間の経過とともに自然に消えていきます。
    • ボトックスを投与した最初の1週間は顎が重い・だるいなどの症状を感じることがありますが、時間経過とともに自然に消えていきます。
    • 対症療法なので年に約2回程度を継続的に行うことで効果が長続きします。
    • 妊娠中、または妊娠の可能性がある方・妊娠をお考えの方は治療を行うことができません。
  • ボトックス治療の流れ

    1. Step01カウンセリング

      現在抱えているお悩みやご希望をお伺いし、ご希望に沿った治療プランをご提案いたします。

    2. Step02ボトックス注射

      食いしばった時に、隆起する筋肉にボトックス注射をうちます。痛みもなく、15分程度で終了します。

      ※治療直後には顔のマッサージやエステなどはご遠慮ください。

治療後は定期検診へ

  • 歯ぎしりや食いしばりはむし歯や歯周病・歯根破折・顎関節症の原因になるほか、咬み合わせがズレる要因でもあります。そのため、痛みの軽減など表面的な症状が緩和しても定期的に通院して、経過観察や歯、顎などの状態確認を受けることをおすすめします。
    定期検診にお越しいただければ、問題点に気づきやすくなるだけでなく、むし歯や歯周病を軽症のうちに治療できるメリットもあります。

    予防・クリーニング