お問い合わせ

  • 予約優先制
  • 各種保険取扱
  • 診療時間

    平日 9:30~13:00 / 15:30~21:00
    土曜・日曜・祝日 9:00~15:00(休憩なし)
    ※各診療時間の【終了1時間前】が最終受付です

  • 休診日

    火曜・土曜午後・日曜午後・祝日午後

ブログ

歯ぎしり・食いしばりは放置して大丈夫?

「朝起きると顎がだるい」
「家族から寝ている時に歯ぎしりをしていると言われた」
「気づくと仕事中に強く噛みしめている」
「歯が欠けたり、しみたりすることが増えた」
このような症状はありませんか?
歯ぎしりや食いしばりは、多くの方が無意識に行っている習慣です。しかし、「癖だから仕方ない」と放置していると、歯や顎に大きな負担がかかり、さまざまなトラブルを引き起こすことがあります。
実際に歯科医院では、虫歯や歯周病だけでは説明できない歯の破折や知覚過敏、顎関節症の原因として、歯ぎしりや食いしばりが関係しているケースをよく見かけます。
この記事では、歯ぎしり・食いしばりが及ぼす影響や治療方法について詳しく解説します。

〇歯ぎしり・食いしばりとは?

歯ぎしりや食いしばりは、歯を強く接触させる習慣の総称です。
歯ぎしり(ブラキシズム)
歯を横方向に擦り合わせる動きです。
「ギリギリ」「ギシギシ」という音が出ることがあります。

食いしばり(クレンチング)
上下の歯を強く噛み締める状態です。
音が出ないため、自覚していない方も少なくありません。

TCH(歯列接触癖)
上下の歯を軽く接触させ続ける癖です。
本来、安静時は上下の歯は接触していません。
わずかな接触でも長時間続くと、歯や顎に負担を与えることがあります。

〇歯ぎしり・食いしばりの原因
原因は一つではなく、複数の要素が関係していると考えられています。
ストレス
最も関係が深いとされる要因です。
精神的な緊張やストレスが歯ぎしりを誘発すると考えられています。

集中作業
パソコン作業や運転中などに無意識に食いしばる方もいます。

噛み合わせ
噛み合わせの問題が影響することもあります。

睡眠の質
睡眠障害や睡眠の浅さと関連する場合があります。

〇歯ぎしり・食いしばりで歯にどれくらい力がかかる?
通常の食事では、歯にかかる力は約10〜20kg程度といわれています。
しかし歯ぎしりや食いしばりでは、50kg〜100kg以上の力がかかることもあります。
これは想像以上に大きな負担です。毎日繰り返されることで、歯や顎にさまざまな問題が生じます。

〇歯ぎしり・食いしばりが歯に与える影響
① 歯がすり減る
歯の表面のエナメル質が削れます。進行すると、
• 歯が短くなる
• 噛み合わせが変化する
• 見た目が変わる
ことがあります。

② 知覚過敏
歯の表面が削れると象牙質が露出し、
• 冷たいものがしみる
• 歯ブラシで痛む
といった症状が出ることがあります。

③ 歯が欠ける・割れる
強い力が繰り返しかかることで、
• 詰め物の破損
• 被せ物の脱離
• 歯の破折
が起こることがあります。特に神経を取った歯は割れやすく注意が必要です。

④ 根元が削れる(くさび状欠損)
歯と歯ぐきの境目がえぐれたように削れることがあります。これも知覚過敏の原因になります。

〇歯周病への影響
歯ぎしりは歯周病そのものの原因ではありません。

しかし、歯周病で弱った歯を支える組織に強い力が加わることで、
• 歯の動揺
• 骨の吸収
• 歯周病の悪化
につながることがあります。

〇顎関節への影響
歯ぎしりや食いしばりは顎関節にも負担をかけます。

〇顎関節症
以下のような症状が現れることがあります。
• 口を開けると音がする
• 口が開けにくい
• 顎が痛い
• 食事で疲れる

〇朝の顎の疲労感
「朝起きると顎がだるい」
という方は、睡眠中に歯ぎしりをしている可能性があります。

〇肩こりや頭痛との関係
歯ぎしりによって咀嚼筋が緊張し続けると、
• 肩こり
• 首の痛み
• 頭痛
につながることがあります。もちろん全てが歯ぎしりのせいではありませんが、一因になっているケースもあります。

歯ぎしり・食いしばりのセルフチェック
以下に当てはまる項目はありますか?
• 朝起きると顎が疲れている
• 歯がしみる
• 歯が欠けたことがある
• 詰め物がよく取れる
• 歯にヒビがあると言われた
• 肩こりがある
• 頬の内側を噛みやすい
• 舌に歯型がついている
複数当てはまる場合は歯ぎしりの可能性があります。

〇歯ぎしり・食いしばりの治療方法
ナイトガード(マウスピース)
最も一般的な治療法です。就寝時に装着することで、
• 歯の摩耗防止
• 破折予防
• 顎関節への負担軽減
が期待できます。保険適用で作製できる場合もあります。

噛み合わせの確認
必要に応じて噛み合わせの状態を確認します。

TCH改善指導
日中の無意識な歯の接触を減らすトレーニングを行います。

ストレス管理
生活習慣や睡眠環境の見直しも有効です。

〇当院(東山デンタルクリニック)の取り組み

歯ぎしり・食いしばりによるトラブルに対し、
• 口腔内診査
• レントゲン検査
• 噛み合わせ確認
• マウスピース作製
などを行っています。歯の破折や知覚過敏の背景に歯ぎしりが隠れていることもあるため、

症状だけでなく原因の改善を大切にしています。

こんな方はご相談ください
• 朝起きると顎が疲れている
• 家族に歯ぎしりを指摘された
• 歯がしみる
• 詰め物が何度も取れる
• 顎が痛い
• 歯にヒビがあると言われた

〇まとめ
歯ぎしりや食いしばりは単なる癖ではなく、
• 歯の摩耗
• 知覚過敏
• 歯の破折
• 顎関節症
• 歯周病の悪化
など、さまざまなトラブルの原因になることがあります。
特に自覚症状がないまま進行することも多いため、早めの発見と対策が大切です。
歯ぎしりや食いしばりが気になる方、顎の痛みや歯のトラブルでお悩みの方は、

当院 東山デンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。

適切な診査・診断を行い、お口の健康を守るお手伝いをいたします。

PAGE TOP