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顎が痛い・口が開かない|顎関節症の原因と治療法を解説

「口を開けると顎が痛い」
「大きく口を開けられない」
「顎からカクカク音がする」
「食事をすると顎が疲れる」

このような症状でお困りではありませんか?

顎の関節や周囲の筋肉に異常が起こる病気を**顎関節症(がくかんせつしょう)**といいます。

顎関節症は決して珍しい病気ではなく、日本人の多くが一度は経験するといわれています。しかし、「そのうち治るだろう」と放置してしまい、症状が長引くケースも少なくありません。

この記事では、顎関節症の原因や症状、治療方法についてわかりやすく解説します。

 

顎関節症とは?

顎関節症とは、顎の関節や筋肉に問題が生じ、

  • 顎が痛い
  • 口が開けにくい
  • 顎から音がする

といった症状が現れる病気です。顎関節は耳の前あたりにあり、食事や会話など日常生活で常に使われています。

そのため、何らかの負担が蓄積すると症状が現れることがあります。

 

顎関節症の代表的な症状

顎関節症には主に3つの代表症状があります。

顎の痛み

最も多い症状です。

  • 口を開けると痛い
  • 噛むと痛い
  • 顎を動かすと痛い

などが見られます。痛みは関節そのものだけでなく、周囲の筋肉から生じることもあります。

 

口が開きにくい

通常、大人は指3本程度が縦に入るくらい口が開きます。しかし顎関節症では、

  • 指2本程度しか開かない
  • 開けようとすると痛い
  • 急に開かなくなった

といった症状が出ることがあります。

 

顎から音がする

口を開閉した際に、

  • カクッ
  • コキッ
  • ジャリジャリ

といった音がすることがあります。音だけで痛みがない場合もありますが、症状の進行によっては注意が必要です。

 

顎関節症の原因とは?

顎関節症は一つの原因で起こる病気ではありません。複数の要因が重なって発症すると考えられています。

 

〇歯ぎしり・食いしばり

最も関係が深い原因の一つです。睡眠中の歯ぎしりや日中の食いしばりによって、

顎関節や筋肉に大きな負担がかかります。歯ぎしりでは体重以上の力が加わることもあります。

 

〇TCH(歯列接触癖)

本来、上下の歯は安静時には接触していません。しかし、

  • パソコン作業中
  • スマートフォン操作中
  • 運転中

などに無意識で歯を接触させている方がいます。これをTCHと呼びます。

長時間続くと顎関節に負担を与えます。

 

〇ストレス

精神的なストレスは、

  • 歯ぎしり
  • 食いしばり
  • 筋肉の緊張

を引き起こしやすくなります。

 

〇噛み合わせ

極端な噛み合わせの不調和が関係する場合もあります。

ただし、現在では噛み合わせだけが原因とは考えられていません。

 

〇外傷

転倒やスポーツなどによる衝撃で発症することもあります。

 

顎関節症を放置するとどうなる?

軽度の場合は自然に改善することもあります。しかし放置すると、

  • 痛みの慢性化
  • 開口障害の悪化
  • 食事がしづらくなる
  • 顎の変形

につながる可能性があります。特に口が開かない症状が続く場合は注意が必要です。

 

顎関節症のセルフチェック

以下の項目に当てはまるものはありますか?

  • 朝起きると顎が疲れている
  • 口を開けると痛い
  • 顎から音がする
  • 食事中に顎がだるくなる
  • 硬いものを噛みにくい
  • 頭痛や肩こりがある
  • 家族に歯ぎしりを指摘された

複数当てはまる場合は顎関節症の可能性があります。

 

顎関節症と頭痛・肩こりの関係

顎の筋肉は首や肩の筋肉とも関係しています。そのため、

  • 頭痛
  • 首の痛み
  • 肩こり

が同時に起こることがあります。もちろん全てが顎関節症によるものではありませんが、一因になっているケースもあります。

 

顎関節症の検査方法

歯科医院では、

  • 症状の確認
  • 開口量の測定
  • 顎関節の触診
  • 噛み合わせの確認
  • レントゲン検査

などを行います。必要に応じてCT検査を行うこともあります。

 

顎関節症の治療方法

顎関節症の多くは保存的治療で改善が期待できます。

 

マウスピース治療(スプリント療法)

最も一般的な治療法です。就寝時に装着することで、

  • 歯ぎしりの負担軽減
  • 顎関節の保護
  • 筋肉の緊張緩和

が期待できます。保険診療で作製できる場合があります。

 

生活習慣の改善

顎関節症の治療では日常生活も重要です。

1.避けたい習慣

  • 頬杖
  • うつ伏せ寝
  • ガムを長時間噛む
  • 大きな口を開ける

 

2.TCH改善指導

歯を接触させる癖を減らすトレーニングを行います。

 

3.筋肉の緊張を和らげる

ストレッチや温罨法(温める治療)が有効な場合もあります。

 

手術が必要になることはある?

ほとんどの顎関節症は手術を必要としません。多くの方は、

  • マウスピース
  • 生活習慣改善
  • 経過観察

によって改善します。ただし重症例では専門医療機関での治療が必要になる場合があります。

 

当院(東山デンタルクリニック)の顎関節症治療

当院では、顎関節症の患者さまに対して、

  • 顎関節の診査
  • 噛み合わせの確認
  • 歯ぎしりの評価
  • マウスピース治療

を行っています。必要に応じて専門医療機関との連携も行っています。

 

こんな方はご相談ください

  • 顎が痛い
  • 口が開きにくい
  • 顎から音がする
  • 朝起きると顎が疲れている
  • 歯ぎしりを指摘された
  • 頭痛や肩こりが続いている

 

まとめ

顎関節症は、

  • 顎の痛み
  • 開口障害
  • 関節音

を主な症状とする病気です。原因は一つではなく、

  • 歯ぎしり
  • 食いしばり
  • TCH
  • ストレス

などが複雑に関係しています。

早期に対処することで症状の改善が期待できるため、「そのうち治るだろう」と放置せず、気になる症状があれば早めに相談することが大切です。

顎の痛みや開けにくさにお悩みの方は、当院 東山デンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。適切な診査・診断のもと、患者さまに合った治療をご提案いたします。

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