予防歯科歯科コラム
口の中のバイキンを減らすための歯磨き!?
みなさん、こんにちは。
台風が来たり、グッと肌寒くなったりと急に秋の訪れを感じますね。
私たちはなぜ、歯磨きをしなければならないと教育されてきたのでしょうか?
虫歯にならないためでしょうか?
それも理由の一つですが、根本的には ”口の中の細菌 (バイキン)の塊を無くすため”なのです。
細菌は皮膚にも腸にもいます。いいものも悪いものもいます。そのうち、口の中では日常的に細菌が塊を作ってしまうのです。
細菌の塊はプラークとも呼ばれ、これがお口の中に溜まると虫歯や歯周病だけでなく、最悪の場合、肺炎になったり、血液をめぐって全身で悪さをしたりすることもあるのです。
特に、自分でケアが難しい子供やお年寄りは注意が必要です。
プラークが溜まりやすい場所は、ご自身の歯の表面や被せ物、入れ歯などです。
特に介護の現場では、自分で歯磨きができず、入れ歯やお口の中に残った食べ物にプラークがどんどん溜まっていってしまいます。
これを知らず知らずに気管へ吸い込み咳で出すこともできずに肺炎になってしまうケースは多いのです。
今では人生100年時代に突入しました。
何歳になっても元気でいるためにも、悪さをするお口の中のプラークを排除するための歯磨き、入れ歯洗浄を徹底していただきたいと思います。
歯磨きに自信がない方やきちんとできているか確認したい方は是非一度
当院に検診もしくはクリーニングとしてお越しください。
きちんとできている方はその維持、できていない方にはきちんとできるように
ご指導いたしますので、一緒に口の中の健康維持に努めましょう!