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親が喫煙していると子どもが歯周病になる?受動喫煙のリスク

皆さん、こんにちは。

新大阪にある、東山デンタルクリニックです。

親が喫煙者であると、子どもの健康に害を及ぼすのをご存知でしょうか?

喫煙していると、肺がんや心臓疾患などの命にかかわる病気のリスクが高まることを知っている方は多いと思いますが、歯についても同じ。

細菌に感染しやすくなり、傷の治癒が遅くなることがわかっています。

さらに問題なのが、喫煙者本人の健康だけに影響があるわけではないということ。

実は喫煙は副流煙のほうが毒性が強いため、喫煙者本人よりも周りで他人の煙を吸わされている人の方が、健康リスクが何倍にも及ぶのです。

 

親が喫煙している子どもの健康リスクが高まる

親が喫煙している子どもの歯ぐきに黒ずみが見られるケースが多いという報告があります(e-ヘルスネット;厚生労働省の健康情報サイト)。

親のタバコの煙を吸わされて育った子どもは、10歳そこそこで歯ぐきに歯肉メラニン色素沈着や口臭をはじめとするお口のトラブルが起こり、歯周病リスクが高まります。

子どもの受動喫煙による健康リスクは5倍以上にものぼり、呼吸器疾患や中耳炎、乳幼児突然死症候群にもつながりやすいことがわかっています。

 

受動喫煙だけでなく、喫煙した空間も危ない

妊娠中のお母さんが受動喫煙しても、お腹の赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。

しかも、近くでタバコを吸っていなくても、喫煙した空間には有害物質が残っていて、間接的に健康被害を受けることもわかっています。これを三次喫煙といいます。

家族に喫煙者がいる場合、抵抗力が低い小さな子どもやお年寄りは、できるだけ喫煙者には近寄らず、禁煙ルームで生活するほうがよいでしょう。

 

定期検診&メンテナンスで歯周病を予防

家庭や職場に喫煙者がいる、という方は歯周病のリスクが高まります。

歯周組織の炎症が進んで大掛りな外科的処置が必要になるほど悪化する前に、定期検診&メンテナンスで歯周病の予防を始めましょう。